次に流行るもの-代用コーヒー代替コーヒーとは?
コーヒーにも流行ってありますよね。
スターバックスに代表されるシアトル系コーヒーからサードウェーブと呼ばれるブルーボトルなどの職人系コーヒーだとか。
同時に、ここ数年カフェインレスコーヒーが流行っているなと感じます。
健康志向の高まりに応えて各メーカーがおいしいカフェインレスコーヒーを次々に発売したことで、カフェインレスコーヒーもすっかり一般的なものになりました。
で、ですね
最近、コーヒーじゃないコーヒー。代用コーヒー、代替コーヒーの話題をよく耳にします。
代替コーヒーも、カフェインレスコーヒーと同じような道を来ています。
つまり…
がっかり味なものが多く「仕方なく飲むもの」だった時代から、「充分おいしい」と言えるモノが登場する時代に移行しつつあるのです。
ちょっと面白そうです。
Contents
代替コーヒーとは
「代用コーヒー」は、コーヒーの代用品のことです。
コーヒー以外の材料でコーヒーに似た味を楽しむための飲み物なので、代用コーヒー、代替コーヒーと呼ばれていますが、コーヒーではありません。
たんぽぽや大豆、玄米、チコリなどが、原料としてよく知られています。
もともとは、コーヒー豆が入手しにくい情勢の時に他のもので代用しようという工夫の産物だったので、妥協して飲むもの、似たような味だからこれで我慢しとこうという位置づけの飲み物でした。
代用コーヒーの現在
でもこの頃は、必ずしもそうではなくなっています。
コーヒーの苦味に似た味のあるモノだけを使うのでなく、かすかな甘味を持ったフルーツや、香ばしさのあるナッツ類、さわやかな香りを加えてくれる柑橘類などをブレンドすることで、独自のおいしさを追及した商品が開発され、コーヒーの劣化コピーとは言えないような代用コーヒーが、たくさん作られているからです。
代用コーヒーの長所
カフェインレスでなくノンカフェイン
カフェインレスコーヒーは、コーヒー豆からカフェインを抜いたものです。
カフェインを抜く方法には何通りかありますが、中には化学物質を使用する方法もあり、安全性を気にする人も。
また、コーヒーのカフェインを完全に抜くのは非常に難しく、どうしてもわずかなカフェインは残留します。
カフェインレスコーヒーの作り方はこちらに
代用コーヒーなら、元々カフェインを含まないものを原料とするので、正真正銘カフェイン0%というわけです。
これをノンカフェインと言い、厳密にはカフェインレスとは別物です。
ノンカフェインと名乗っていいのはカフェイン0%のものだけなのです。
ハーブで代用してミネラルを
アメリカでは、ハーブを主原料とした代用コーヒー、ハーバル・コーヒーが人気だそうです。
飲みやすくなった味だけでなく、普通のコーヒーにはない効果が得られるという期待からでしょう。
ハーブには多くのミネラルが含まれているので、カフェインの悪影響を避けるという消極策の枠を超えて、より積極的にコーヒーから栄養を摂ろうという発想です。
代用コーヒーの短所
これはやはり、コーヒーとまったく同じ味は出せないという点です。
とは言え、前述のとおり、この頃は改善されています。
コーヒーにとても良く似た味のものもあれば、あえてコーヒーに似せようとせず別のおいしさを目指したようなフレーバーのものもあります。
カフェインとのつき合い方を考える
カフェインには、一日に摂っていい量の上限、寝る何時間前まで摂っていいのかの門限があります。
状況に応じて代用コーヒーを取り入れると、飲み物のバリエーションも広がって楽しいと思います。