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カフェインレスコーヒーの作り方は大きく分けて3通り

2017/12/06

最近はカフェインを含まないコーヒー、カフェインレスコーヒーがたくさん売られています。

コーヒが睡眠の妨げになるのを避けるために夕食後のコーヒーをカフェインレスにしたり、妊娠中や授乳中に利用したりしている人も多いでしょう。

カフェインレスコーヒー作り方

ところでこのカフェインレスコーヒー(デカフェコーヒーとも呼ばれます)は、どうやって作っているのでしょう?

コーヒーに元々含まれているカフェインを取り除くために行われている「脱カフェイン法」には、主に3つの方法があります。

その方法とは…

3通りのオーソドックスな脱カフェイン法

有機溶媒抽出

コーヒーの生豆に有機溶媒を通してカフェインを抽出してしまう方法です。

有機溶媒に晒された後のコーヒー生豆からはカフェインが抜けているという原理。

現在使用されている有機溶媒は、ジクロロメタン(塩化メチレン)という物質がほとんどです。
ジクロロメタンは、人の肌につくと炎症を起こしたり、発がん性が疑われたりと、摂取に安全な物質ではありませんが、沸点が低い(39.75℃)ので、コーヒーを淹れる熱湯の温度では揮発しています。

海外では、カフェインを抜くためによく使われている方法ですが、日本ではジクロロメタンを使用したデカフェは禁止されています。

日本製のカフェインレスコーヒーは、別の方法で作られたものなので、心配な時は日本製、日本でカフェインを抜いたものを選ぶといいでしょう。

この脱カフェイン法は、低コストであるという利点はあるものの、カフェイン以外の成分も多く除去してしまうため、コーヒーの風味が損なわれやすくなります。

水抽出

こちらは、一度コーヒー生豆を水に浸しカフェインなどの水溶性成分を抜いておいて、次にその水から有機溶媒でカフェインを除去。さらにその水から有機溶媒を取り除いてもう一度コーヒー生豆の槽に入れることで、カフェイン以外の成分をコーヒー豆に戻す方法です。

この方法だと、有機溶媒は直接コーヒー豆に接触せず、カフェイン以外の成分が残りやすいというメリットが得られます。

また、使用した有機溶媒は再使用が可能なのでコストを抑えることが出来ます。

ウォータープロセス製法

最近店頭などで見かけるカフェインレスコーヒーには「ウォータープロセス製法」で脱カフェインしていると記載されているものが目立ちます。

これは水抽出と似ていますが、ちょっと違います。

コーヒーのカフェイン以外の成分で飽和させた水にコーヒー生豆を浸すことで、カフェインだけを水に抽出させて、デカフェのコーヒー豆を作る方法です。

味や安全性を損ねず低コストでカフェインを取り除ける方法としてよく採用されている方法のようです。

分かりやすい動画がありました。

カフェイン以外の旨み成分が飽和状態になっている水を使用して、加圧加温しながら攪拌します。
この溶液の中に入れることにより豆からカフェインが抽出されます。

デカフェコーヒーのカフェイン除去方法 マウンテンウォーター製法
(株)ウインドファーム

なるほど…

超臨界二酸化炭素抽出

二酸化炭素によってカフェインを抽出する方法です。

二酸化炭素に圧力と温度を加えると、気体の拡散性と液体の溶解性を同時に持つ「超臨界流体」という状態になります。

この性質を利用して、二酸化炭素をコーヒー豆に浸透させながら狙った成分(カフェイン)だけを効率よく抽出することが可能です。

使用した二酸化炭素は、常温常圧では簡単にコーヒーから取り除くことが出来ますし、残ったとしても危険はありません。
上記のふたつよりも安全性の高い脱カフェイン法です。

カフェインレスコーヒーの作り方はどの方法がいいのか

カフェインレスコーヒーの作り方eye_bluebottle_bella_donovan

コストに勝る有機溶媒抽出は、海外では今も行われています。

輸入されたカフェインレスコーヒーは、この方法を採っているものもあります。

上述の通りジクロロメタンは、コーヒーを淹れるお湯の温度では揮発しますが、インスタントコーヒーなどで水でも溶ける商品もあるので、そういった場合は注意が必要です。

ドリップでもジクロロメタンが気になる場合は、違う製法のものを選んだほうがいいです。

怖いと思いながら飲むコーヒーはおいしくないですよね?

有機溶媒抽出されたコーヒーは、カフェイン以外の成分まで除去されているので味も良くないはずです(飲んだことがないので言い切れませんが)

超臨界二酸化炭素抽出は、安全性が高く、とてもいいように感じますが、この製法の採られた商品は少ない印象です。
コストのかかる方法なので、スーパー等で買える価格帯のカフェインレスコーヒーにはあまり向かないのかも知れません。

最近良く見かけるウォータープロセス製法のカフェインレスコーヒーは、それ程高価でもなく味もまずまずという評判のものが多いようです。

一番入手のしやすいものでもあり、今のところはウォータープロセス製法のものを選ぶのが無難でしょう。

市販されているカフェインレスコーヒーを片っ端から試した結果をこちらに書いておきましたので、参考に

ところでカフェインレスって?

カフェインレス=カフェインカットという意味合いです。

日本にはまだカフェインをどれだけ除去したら「カフェインレス」と称していいという基準がありません。

そうは言っても、売られているものは95%以上をカットしたものが多いです。これまで見た中で最もカフェインを多く残しているもので90%カットでした。

カフェインを全く含まないものは、カフェインレスではなくノンカフェインと呼ばれます。カフェインを含まない原材料から作られたものだとこの呼び方になります。
ルイボスティーやたんぽぽコーヒーなどは、「ノンカフェイン」です。

たんぽぽコーヒーはノンカフェイン

カフェインを完全に取り除いてゼロにするのは今のところ難しく、そういう商品はほとんど存在しない状態です。
カフェインは、摂ったら即悪影響というものでもなく、ごくわずかな量であれば神経質になる必要はありませんが、妊娠中などで気になる人は、ノンカフェイン飲料で代用しましょう。

カフェインレスコーヒーは、Amazonでよくクーポンが出ています。
クーポン商品は、その時によって違うのでカフェインレスコーヒーを買うときにはチェックしてみてください。

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