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本当の糖質量に注意!プロテインバーONEバーピーナッツバター味
2023年9月3日
ONEバーのプロテインバー ピーナッツバターパイ味を食べてみました。
Contents
ONEバーピーナッツバターパイ味の原材料
このシリーズ(他の味も)に使われているプロテインは、ホエイです。
イソマルトオリゴ糖(植物原料由来のプレバイオティック繊維)、マルチトール、植物性グリセリン、ピーナッツバター、ピーナッツ粉、ピーナッツ、パーム核油、天然フレーバー、大豆レシチン(乳化剤)海塩、脱脂粉乳、タピオカデンプン、炭酸カルシウム、アーモンドバターおよびスクラロース
ONEバーピーナッツバターパイの味
ねっとりなバーです。
チューイーと言う奴ですね。
なぜか漂白剤のにおいがします。なんで?
噛んでみると、ねっとり。アメリカ的な食感です。
ピーナツバターというより、これは…コーヒー味のキャラメルに砕いたナッツを入れた味です。
そしてすごく甘いです。
この甘さが「おいしい」と言われる理由なんだろうな…
ぐにーっと噛みながら食べ進むうちに漂白剤のにおいは分からなくなりました。
ONEバーピーナッツバターパイの満腹感
一生懸命噛まないと食べられないので食べるのに時間がかかっていいです。
1本食べると、甘さと充分咀嚼した満足感で「もういいよ」という感じ。
220kcalか。もっとすごく食べたような気分になります。
プロテインバーの中では、食べた時にポロポロと落ちにくいのもいいと思いました。
あんまりポロポロ落ちるプロテインバーだと、職場なんかではちょっと食べにくいので。
ONEバーピーナッツバターパイ味のカロリー、たんぱく質量など栄養成分
ONEバーピーナッツバターパイ味の栄養成分
カロリー | 220kcal | 炭水化物 | 23g |
たんぱく質 | 20g | 糖 | 1g |
総脂質 | 8g | 糖アルコール | 5g |
不飽和脂肪 | 3g | 食物繊維 | 10g |
上記の「糖1g」には、ちょっと要注意です。
ONEバーピーナッツバターパイの糖1gは糖質1gの意味ではありません
1gなのは「糖」です「Sugar」
日本の通常の表現では「糖分」になります。糖分1gという意味です。
食物繊維+糖質=炭水化物
の「糖質」ではありません。
砂糖だとか果糖だとかの「糖分」です。
ONEバーのONEとは、糖質1gの意味ではありません。糖分1gです。
ONEバーの糖質量
では糖質は何gなのでしょう?
ここは(原則的に)日本と同じです。
炭水化物の23gから食物繊維の10gを引いた13g。
これがONEバーの糖質量です。
23gから糖の1gと糖アルコールの5g、食物繊維の10gを引いても依然として謎の7gが残りますが、これは糖質です。
原材料を見ると
イソマルトオリゴ糖(植物原料由来のプレバイオティック繊維)、マルチトール、植物性グリセリン、ピーナッツバター、ピーナッツ粉、ピーナッツ、パーム核油、天然フレーバー、大豆レシチン(乳化剤)海塩、脱脂粉乳、タピオカデンプン、炭酸カルシウム、アーモンドバターおよびスクラロース
とあります。
ピーナッツにも糖質は含まれますし、タピオカでんぷんも糖質です。それらの合計が謎の7gってことです。
糖1g+糖アルコール5g+その他糖質7gで13g
食物繊維の10gと合わせて炭水化物23gです。
アメリカの食品栄養表示のSugarは糖質ではなく糖分なので、ここでややこしくなりますが、普通に炭水化物から食物繊維をマイナスした数値が糖質量です。
ONEバーには他にも血糖値を上げるものが入っています
さらにONEバーには他にも注意したほうがいいことがあります。
炭水化物からひいた食物繊維の10gですが…日本の食物繊維10gとはちょっと違うのです。
Total Carbohydrate(炭水化物)…23g
Dietary Fiber(食物繊維)…10g
Total Sugars(総糖)…1g
Sugar Alcohol(糖アルコール)…5g
と、こう書いてあるわけですが…
アメリカでは、イソマルトオリゴ糖を食物繊維に含めて記載しているのです。
イソマルトオリゴ糖
アメリカでは、イソマルトオリゴ糖を食物繊維に含めて記載していいことになっています。
なので、食物繊維が多いなと思ったら実はイソマルトオリゴ糖だったというプロテインバーもたくさんあると思います。
オリゴ糖は血糖値を上げないと思われがちですが、それはガラクトオリゴ糖などの難消化性オリゴ糖です。
イソマルトオリゴ糖は、一部消化性オリゴ糖です。
名前の通り一部は消化されるので消化された分は血糖値を上げます。
参考:Isomaltooligosaccharide (IMO Fiber): A Fraudulent “Fiber"?
参考:オリゴ糖(少糖類)とは、血糖値の上昇は?|ドクター江部の糖尿病徒然日記
血糖値を上げるのはあくまで消化吸収された分のオリゴ糖なので、デンプンなどに比べると緩やかな影響ではあるのですが、ONEバーの原材料を見ると、イソマルトオリゴ糖が一番最初に記載されています。
アメリカでも含有量の多い順に記載するルールなので、かなりの量のイソマルトオリゴ糖が入っていると考えていいでしょう。
少なくとも多少は血糖値を動かすでしょう。
※フラクトオリゴ糖など、血糖値を上げないオリゴ糖もあります。イソマルトオリゴ糖の場合の話です。
糖アルコール(マルチトールとグリセリン)
また糖アルコール5gが使用されていますが、原材料を見ると、これはマルチトールとグリセリンです。
糖アルコールと言うのは、自然界から採取した甘味料の総称で、砂糖の代用としてプロテインなどによく入っていますが、糖アルコールのうち血糖値を上げないものは、エリストールだけです。
マルチトールは血糖値を上昇させます。
グリセリンは、甘みよりも保湿力を目的に入れてあるものと思います。
化粧品と同様、グリセリンを入れるとプロテインバーがしっとりするので。
グリセリンも血糖値を上げない糖アルコールではありません。
…と、いった具合に、
- ONEバーの糖質は13gで、糖質に含まれているマルチトールとグリセリンは、血糖値を上げにくい糖質ではありますが、まったく上げないわけではない。
- ONEバー(アメリカの食品栄養表示)では食物繊維に含まれているイソマルトオリゴ糖は一部消化性オリゴ糖なので血糖値に影響する。そしてイソマルトオリゴ糖は、原材料の一番最初に書かれている。
ので、気を付けてくださいと言う話です。
ONEバー ピーナツバターパイ1本に含まれる炭水化物全体で23g
そうは言ってもONEバー、ピーナツバターパイ1本に含まれる炭水化物全体で23g。他のフレーバーも同じくらいです。
仮に炭水化物がぜーんぶ糖質だったとしても大体食パン(6枚切り)1枚分くらいです。
たとえば日本の食・楽・健康協会の推奨する適正糖質量は、1食あたり20~40gです。
私は、家で一人のお昼ご飯をしたくするのがめんどくさすぎてご飯代わりにしているので、まあいいかと思って食べちゃってます。
ただ、糖質制限を厳しめに実行中の人や、血糖値が高いと言われている人が、これを知らずに食べていたら、ちょっとマズイなーと思ってお伝えした次第です。
日本には糖質5gのバーがあるわけで…
アサヒの一本満足プロテインバーのブラックチョコ味は1本に含まれる糖質が最大で5gです。
食べて血糖値を測ったみましたが全然上がりませんでした。
円安の今、わざわざ海外の糖質満載バーを買う必要もないかと。
一本満足詳細はこちらに
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