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コーヒーは癌を予防する(2) 乳がん子宮がん編

2017/09/27

コーヒーは子宮体がんのリスクを低下させる

子宮体がんについてもコーヒーの予防効果は期待できます。

こちらは、アメリカでの研究です。
約6万7千人の女性(34歳から57歳)に対する26年間に渡る調査の結果、1日に4杯以上のカフェイン入りコーヒーを飲む人の子宮体がん罹患確率は、1杯未満しか飲まない人に比べて30%低いことが分かりました。

デカフェインのコーヒーでも同様の傾向が見られ、コーヒーと並んでよく飲まれているカフェイン飲料である紅茶では、摂取量と子宮がんとの相関関係は認められなかったことから、カフェイン以外の成分も作用していると考えられます。

コーヒー紅茶と子宮体がんリスク

論文 A Prospective Cohort Study of Coffee Consumption and Risk of Endometrial Cancer over a 26-Year Follow-Up から作表

日本の研究では、40~69歳の女性約54,000人を1990年から15年間追跡した調査があります。

こちらは、コーヒー摂取量別に「週に2日以下」「週に3,4日」「一日1,2杯」「一日3杯以上」の4群を設定し、子宮体がんの罹患率を観察したものです。

やはりコーヒーを多く飲むグループほど、子宮体がんの発生が少ないという結果でした。

コーヒーと子宮体がんリスク

論文 Coffee consumption and risk of endometrial cancer: a prospective study in Japan. から作表

コーヒーがなぜ子宮体がんを防ぐのかについては研究中ですが、体がんには女性ホルモンのひとつであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の他にインスリンが関係しているとの仮説があり、コーヒー(クロロゲン酸)のインスリン感受性を改善する効果が、子宮体がんの防止につながっているのではないかと目されています。

また、低アディポネクチンの状態は、子宮体がんのリスクを増大させる可能性があり、コーヒーによってアディポネクチンが増えることも関わっているのではないかと考えられています。

※子宮頸がんには、ウイルスが原因しています。子宮体がんとは異なるものです。

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コーヒーは乳がんのリスクを低下させる

日本女性の乳がんが増えています。

下のグラフはピンクリボンフェスティバルさんのHPにあるものです。

 

食の欧米化の他に、女性の飲酒が増えていることが、日本人女性の乳がんを増やす要因になっていると考えられています。
運動量の減少や、授乳の減少も原因しています)

過去に行われた研究37件を解析した結果、閉経後の女性では、コーヒーを飲む人の乳がんリスクは、飲まない人に比べて5%低いことが分かりました。

また、アンジェリーナ・ジョリーで話題になったBRCA1遺伝子変異のある人のケースでも、コーヒーを飲む人のほうが30%乳がんリスクを低減できるという調査結果も出ています。

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