ココナッツオイルコーヒーを試してみました 味と効果のほどは?

最初にココナッツオイルコーヒーを飲んだのは2年くらい前でした。

ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んで知ったココナッツオイルコーヒー。

ココナッツオイルがなぜいいのかを調べて、これはいい!と始めたものの、最初はコーヒーだけではお腹がすいて大変でした。

続けるうちにあまりお腹がすかなくなり、空腹感を感じなくなるにつれて効果がはっきりと分かるようになりました。

その後MCTオイルコーヒーにチェンジ。

そして再びココナッツオイルコーヒーに戻って現在までの体験から、商品選びに一番重要なのは香りだと知るまでをレポートします。

ココナッツオイルとは

ココヤシの種子から採ったオイルです。ヤシ油とも。

形状は固形または液状です。

ココナツオイルは20度以下で固まるので、日本の気候では夏場は液体、冬場は固形になります。

ココナッツオイル冬場の常温では固形

冷蔵の必要はなく室温でOKです。

ココナツオイルの中鎖脂肪酸

ココナッツオイルにパフォーマンスアップやダイエットの効果があると言われるのは、中鎖脂肪酸を含んでいるからです。

参考:MCTサロン「MCT」ってなに?|日清オイリオ

中鎖脂肪酸は、とても吸収が早く、すぐに肝臓でケトン体を合成します。

このケトン体がココナッツオイル健康法のカギです。

詳しく見ていきましょう。

ココナッツオイルで痩せる理由

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、体内で脂肪からケトン体を合成します。

ケトン体は体を動かすエネルギー源になります。

つまりケトン体が働いている間は、体にある脂肪を燃料にしているわけです。

これがココナツオイルで痩せると言われる一番の理由です。

また、ココナッツオイルには食欲を呼ぶ酵素グルコキナーゼを抑える作用があるそうで、自然に食べる量を減らせることもあるでしょう。

もともとケトン体は燃焼効率がとても高いので(エネルギーの産出比率は糖=グルコースよりも25%高い)、ケトン体をエネルギー源として利用できている時は、糖質、炭水化物を食べたいと感じにくくなります

参考:漫画で解説ココナツオイルで健康にの巻|毎日新聞

ココナッツオイルはなぜ脳にいいのか

ココナッツオイルコーヒー-脳

脳は糖(グルコース)を燃料にして働いていると良く聞きます。

でも脳の栄養源は糖だけではなく、ケトン体も使われています

グルコースが脳の栄養源になれるのは、脳関門を通過できるからです。

脂肪酸は脳関門を通過できないので、体脂肪はそのままでは脳の栄養になれません。でも、ケトン体なら通れます。

このため脳は、まずグルコースを使って働き、グルコースを使い果たすと今度はケトン体を利用しはじめます。

グルコースでもケトン体でも頭の回り方は同じじゃないの?と思ったのですが、ケトン体はグルコースよりも脳の神経細胞を活性化する力に優れ、情報伝達を活発にするのだそうです。

ココナッツオイルを摂ると、3時間程度で血中のケトン体濃度が最大になり、この時脳の認知機能が大幅にアップします。

これが、ココナッツオイルで脳のパフォーマンスが向上する理由です。

ジョコビッチ本翻訳のタカ大丸氏は、明らかな脳機能の向上が見られると、その体験を語っていて、原稿を書くスピードが上がったとの報告とともに食べる量が減ったとも言っています。

参考:今野先生コラム「食事で認知症予防」第2回:ココナッツオイルと中鎖脂肪酸と認知症|認知症ネット

ココナツオイル アルツハイマーに効果 摂取4時間で症状改善例も|産経ニュース

コーヒーにココナッツオイル

ココナッツオイルコーヒーの作り方

ジョコビッチ本巻末には、順天堂大学白澤卓二教授推奨のココナッツオイルコーヒー摂取法が書かれています。

作り方は

  1. コーヒーを淹れる
  2. ココナッツオイル(約15g)を入れる

以上です(笑)

砂糖やミルクは入れません。

コーヒー1杯に入れるココナツオイルは15g程度が目安です。

ココナッツオイルコーヒーを飲むタイミング

ココナッツオイルコーヒー-飲むタイミング

ジョコ本の中で朝に飲んだ場合の脳パフォーマンス向上体験が書かれてはいますが、朝に飲めとか朝がいいとか書かれているわけではありません。

いつでもいいみたいです。

ただ、頭が良く働くようになるという効果を考えると、やはり朝に飲むのが理にかなっているように思います。

白澤教授の別の本「ココナッツオイルでやせる!」では、ダイエットに特化したココナッツオイルの使い方が解説されていてい、朝と午後に1杯ずつ一日二杯を飲むのが推奨されています。

私は朝の一杯しか飲んでいませんが、頭がすっきりする効果、ダイエット効果の両方を感じています。

ただ、ちょっと注意点があります。

ココナッツオイル摂取の注意

糖質と一緒に摂ると台無しに

上で書いた通りココナッツオイルの効果は、ケトン体の効果です。

ココナッツオイルの中鎖脂肪酸が体内の脂肪をケトン体に変換するので効率よく脂肪をエネルギー源として利用できるというが、この作戦のポイントなのです。

…なので

ココナッツオイルと一緒に糖質(ご飯、パン、麺、砂糖など)を摂ると、この効果が台無しになります。

ココナッツオイルコーヒー-パンと一緒だとダイエット効果が

ケトン体回路は、血中に充分な糖があるときは働かないからです。

ココナッツオイルを活かすためには、血糖値の低い状態で摂取する必要があります。

よく紹介されている、パンにココナッツオイルをつける食べ方は、おいしい食べ方であって、中鎖脂肪酸の健康効果を得られる食べ方ではありません。

白澤教授はまた別の著書「あなたを生かす油ダメにする油-ココナッツオイルの使い方は8割が間違い」の中で、「TVなどのメディアやココナッツオイルの商品ラベルにまで、パンにつけるという方法が紹介されていてびっくりする」と書いています。

  • ココナッツオイルの効用は、合成されるケトン体の働き
  • 糖質と一緒に摂ってはケトン体が合成されない

これが重要です。

ダイエットに使うときは気を付けてください。

パンにつけたら体に悪いことが起きるわけではありません。おいしい食べ方としてはそれでいいのです。ダイエット効果や脳力アップ効果が得られないということです。

※台無しになるのは糖質と一緒に摂った場合だけです。野菜サラダ+ココナッツオイルはOKです。極端な話が、焼き肉とココナッツオイルもOKです(笑)

ココナッツオイルの選び方

ココナッツオイルの選び方

ココナッツオイル選びのポイントは

  • 香り(超重要!ものよって全然違います)
  • 味(これも大事ですが味は香りで決まる感じです)
  • 品質(原産国、製法、エキストラバージンオイルかどうか)

の3点です。

香り

これがとても重要です。

私は一度ココナッツオイルコーヒーをやめています。

最初に試したものは、品質は悪くないはずのものだったのですが、甘ったるいにおいが嫌になってやめたのでした。

でも2年ぶりに別の製品で再チャレンジしたら今度は大好きな香りで大満足。

実際に香りをかいでから買うことができないので困るのですが、甘ったる系ではなく香ばしい系がおすすめです。

口コミ等を参考にして選んでください。

簡単に言ったら、「しつこいかさっぱりか」の違いです。

ただ、いずれにしろオイルなので、さっぱりと言っても限度があり、感じる味もやっぱり香りに大きく左右されていると思います。

品質

原産国

ココナッツの原産国は東南アジア方面が多いですが、中でもフィリピンスリランカが、国を挙げてココナッツの栽培と品質管理に力を入れているそうで、こうした国で生産されたものがいいでしょう。

ココナッツオイル-エキストラバージンオイル

エキストラバージンオイル

エキストラバージンオイルと名乗れるのは、化学的な精製をされていないオイルです。

精製されたココナッツオイルは、より食べやすい風味に仕上がっていることが多く、利用目的によってはこちらのほうがいいこともあります。

でもココナッツオイルの効果に期待して使う場合には、未精製のものほうが、ラウリン酸等を多く含んでいるのでおすすめです。

ラウリン酸には免疫力UPの効能があり、感染症の予防につながります。

MCTオイルは、中鎖脂肪酸そのもののオイルなので中鎖脂肪酸は効率よく摂れますが、ラウリン酸を含んでいません。

ラウリン酸の含有がココナッツオイルのMCTオイルにはない長所なので、ココナッツオイルを使うならラウリン酸の多いエキストラバージンオイルを選んだほうがいいです。

製法

一般的にはコールドプレス(低温圧搾)がよいとされています。

コールドプレスは、圧力をかけてココナッツの油分を抽出する方法で、熱を加えないため、この製法のオイルが一番多くの栄養を含有しています。

ココナッツオイルコーヒー体験

で、ココナッツオイルをコーヒーに入れたらどうなったのか。

…これが…

一言で言うのは難しいです。

「これ無理」→「ココナッツオイルは私の守護神」→「ココナッツのにおいにうんざり、やっぱ無理」→「ブランド変えたら最高にいい匂い!」

こういう経緯です(笑)

まず2年前の初ココナッツオイルコーヒーの時のことを。

コーヒーにオイルを入れる行為への抵抗を乗り越える試練

どれを買ったらいいのかわからず3時間悩んだ末、フィリピン原産、コールドプレス製法のエキストラバージンオイル某商品を選びました。

(この時のココナッツオイルは、あまりいい感想を持たなかったので商品名は伏せます)

最初は、コーヒーに油を入れるという行為にかなり抵抗がありました。

このままブラックで飲みたい!なんだかコーヒーがもったいない…

でもやってみるほかなく…

ココナッツオイルコーヒー-ココウェル

25℃以上で液状になるというココナッツオイルなので、ホットコーヒーに入れたらすぐにサーっと溶けるのかと思っていたのですが、意外に粘り強くて、よくかき回さないと溶けきりませんでした。

溶けた状態がこちら

分かりますでしょうか?
コーヒーに脂が浮いてラーメンスープのごとし!

ココナッツオイルコーヒー溶かした状態ココウェル

これを飲むの?

ココナツオイル初体験は「思ったほどまずくない(笑)」

室温のココナッツオイルを入れて、さらに何度もかき回しています。

もうすでにコーヒーは冷め冷めです。

早く飲まないとますます飲む気がしなくなるので、思い切っていきました。

カップを口元に持ってくると、ココナッツの香りが。

飲んでみると…

意外にも、というのもなんですが、それ程まずくありません(笑)

確かに脂感はあります。
口に入れるとココナッツとコーヒーの香りに加えてやっぱり脂臭いような何かも感じます。

でも、無理ってほどでもないです。

見た目はぎとぎとなのに、舌触りや口の中の感じはサラっとしてます。不思議。

ただ、唇にオイルがついて、こちらはちょっとベタベタします。
(この感触をすごく不快に感じる人もいるだろうと思います。)

リップクリームと思っておけばいいかな?と開き直って、ふき取らずにそのままにしたところ、数時間後には唇もサラサラになってました。

リップクリームなら何時間でもずっと唇の上にありますが、これは浸み込んで消えるみたいです。

ココナッツオイルには保湿効果だけでなく殺菌効果もあるそうで、スキンケアに使う人もいるみたいです。

ココナッツオイルコーヒー 効果のほどは?

ココナッツオイルコーヒーの効果

これですよ、これ。重要なのは。

噂によると、これを飲むと脳がシャっきりフル回転!とのこと。

ココナッツオイル初日は悲惨な飢餓感

初ココナッツオイル。

期待しつつ、ケトン体の血中濃度がMAXになるという3時間後を待ちました。

朝の6時半頃に飲んだので、3時間後は9時半。さて…

何も変わった気がしない。。。

頭がフル回転している気配はどこにもありません。

しかもお腹が空いてお腹が空いて

空腹を感じにくくなるはずじゃ…

ココナッツオイルコーヒーと空腹感

なんとなく、このコーヒーを朝食に置き換えるのかな?と思って、コーヒーだけで朝ごはんを食べていなかったのですが、それでも平気なのかと甘い見通しでいました。

実際には全然違うのですよ。

お腹が空かないどころか、ここ数年、こんなに何かを食べたかったことはないってくらいです。

やばい…ひもじい…

いや、むしろ朝からこの食欲があるのは健康の証なのか…

そうは言ってもこの空腹感はいかんともしがたく…

ココナッツオイルは、まだまだイヤってほど残っています。そりゃそうですよね。1回使っただけだし(笑)

どうしたものか…

2週間後 空腹感が消えると同時に脳の霧が晴れた!?

1日目で完全に嫌になっていたのですが、大量に残っているココナッツオイル。

私以外の家族が消費してくれる見込みはなく…

しょうがないので翌日も翌々日もコーヒーに入れて飲みました。

1週間くらい続けると、なぜかあまり空腹を感じなくなってきます。

半月経つ頃には、朝にココナッツオイルコーヒーを飲めば午前中は余裕どころか、午後1時になってもそれほどお腹が空かない状態になりました。

不思議!

と、同時に朝から仕事に集中できるようになっているではありませんか!

すごい…

ココナッツオイルコーヒーの効果が

あれほどうんざりだったココナッツオイルが、「神の恵み」「心の友」クラスのアイテムに。

何度も書いている通り、ココナツオイルでお腹が空かなくなったり、頭がよく働くようになるのは、体内のケトン体が脂肪をエネルギーに転化しているからです。

ケトン体回路がワークして脂肪をうまく使えるようになるまで多少の期間がかかったのでしょう。

そこを超えると楽になり、期待した通りの効果が得られました。

実に実にドラマチックな、神秘的ですらある2週間の変化でした。

これなら痩せて当たり前?

ココナッツオイルコーヒーのダイエット効果

ココナッツオイルコーヒーだけで空腹感を感じなくなって思ったのは、これなら痩せるだろうなと言うことです。

最初は耐え難い飢餓感→何も食べなくても午前中余裕

これは、スタート時点では脂肪酸をケトン体に変換してエネルギーにするケトン体回路がよく働いていなかったけれども数日続けるうちにうまく変換できるようになったと言うことでしょう。

平たく言うと、脂肪をエネルギー源として消費できるようになったということ。

ココナツオイル初日のあの酷い空腹感が「ぜんぜんお腹すかない」に変わったということは、あの空腹を補う分のカロリーの体脂肪が消費されているということです。

そりゃ痩せます。

個人差はあると思いますが、私の場合、最初の超絶飢餓状態があったからこそ効果を信じて継続できました。

日毎に受け入れがたくなるココナツの香り

私にはとてもいいココナツオイルコーヒーでしたが、飲み続けると今度はこのココナツの香りに辟易として来ちゃって…

ココナッツオイルではなくMCTオイルに切り替えるのですが、その話はこちらに。

完全無欠コーヒー MCTオイル+バターのローコスト基本形 我が家式
この記事は、 ココナッツオイルコーヒーを試してみました 味と効果のほどは? の続きです これを飲めば朝から頭脳フル回転の絶好調!と噂のココナッツオイルコーヒーを試してみた私です。 始めの数日はコレを飲んでもお腹がすいて仕方がなかっ...

私見では、ココナツオイルの問題は香りだけす。

とはいえ化学的に精製されていないからこそ、あの香りが残っているわけで…独特の香りはバージンオイルの証です。

まあ仕方ないね…と思っていたのですが…

ココナッツオイルコーヒーに再チャレンジしてみました

初ココナッツオイルから2年。

日清オイリオのココナッツオイルは、香ばしくて気持ち悪くならない香りだとの情報をキャッチしました。

そんなわけでもう一度ココナッツオイルコーヒーにカムバックしました。

やっぱり日本のメーカーという安心感もありますし。

MCTオイルコーヒーはおいしくて何も不満はないのですが、前述のとおりココナッツオイルにはMCTオイルにはないラウリン酸が含まれています。

ラウリン酸には抗菌作用があり、免疫力の向上にも期待できます。

なので風邪やインフルエンザの流行る冬場はラウリン酸パワーも欲しいなと。

あまり甘ったるくてしつこい香りのココナッツオイルだとすぐにイヤになってしまいますが、日清は香ばしい匂いで不快感はないと聞いたので、それなら!と再挑戦に踏み切った次第です。

日清オイリオエキストラヴァージンココナッツオイル-ボトル

栄養成分表示

日清オイリオヴァージンココナッツオイル-栄養成分表示

カロリー126kcal炭水化物0g
たんぱく質0gナトリウム0g
脂質14g中鎖脂肪酸8.4g

25度未満では固まっているココナッツオイル。

カチカチではなくシャーベットくらいの硬さです。

日清オイリオココナッツオイル-形状

問題の香りですが…

開けてびっくり。前に使ったココナッツオイルと全然違います。

甘ったるさはなく香ばしい匂いです。あんなにイヤだと思ったココナッツオイルの匂いなのに、これは逆にずっと蓋を開けてかいでいたいくらい。

商品によってこんなに違うの!?

このココナッツオイルは、フレッシュドライ製法で作られています。

日清が特許を取っている製法なのですが、ココナッツから直接オイルを取り出す方法で、ココナッツの芳香を強化するという特徴があります。

この特許製法のおかげで日清は他とは違う香ばしい香りを残せるのでしょう。

これをコーヒーに入れるとどうなるかが問題ですが…

日清オイリオココナッツオイルをコーヒーに

ラーメンスープ状の見た目は同じです。

日清オイリオココナッツオイルを溶かしたコーヒー

飲んでみると…ああなるほど。

味はたぶん前に使ったココナッツオイルとほぼ同じです。

でも違う味に感じられるのは匂いが違うからだと思います。コーヒーとマッチするのはこっちの匂いです。

香りには好みがありますが、コーヒーに入れる使用法を想定している人はこれを選べば安全です。

他と比べて値段が高いわけでもないですし。

ココナッツオイルコーヒー

日清オイリオは、フィリピン産有機ココナッツを原料に、日清の特許製法で取り出したオイルを日本国内で充填したエキストラバージンオイルです。

通販限定商品で日清公式でないと買えないのが難点ですが。

日清オイリオ公式ショップ