その他コーヒー 健康

コーヒーは糖尿病を予防する

2017/09/27

ありふれた病気ですが、とても厄介な病気。糖尿病

コーヒーには糖尿病を予防する効果があると言う研究結果が発表され、話題になっています。

なぜコーヒーが糖尿病リスクを低下させるのか。いくつかの理由が考えられるとされています。順に見ていきましょう。

カフェインで代謝がアップする

カフェインで代謝がよくなることは、こちらに書きました。
カフェインのダイエット効果

JACCの研究によるとこの効果は、BMIが25以上の人、つまり肥満傾向の人ほど顕著だったとのことです。
参考:緑茶及びコーヒーの飲用と2型糖尿病リスクとの関連

血糖値が高いと太りやすくなりますが、太っていることもまた、血糖値を上げる要因になります。この悪循環にはまらないよう、気をつけたいものです。

クロロゲン酸の血糖値抑制効果

代謝率の向上は、コーヒーだけでなく緑茶でも同様の実験結果が得られることから、カフェインの作用とされていますが、カフェインレスのコーヒーにも糖尿病を予防する効果が認められています。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、糖質分解酵素を阻害したり、消化管が糖を吸収するのを抑えたりするだけでなく、血糖値の上昇を抑制するホルモンGLP-1 の生成を促進する働きもあり、糖質を摂取したときの血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。

クロロゲン酸と血糖値については、肥満予防の視点から、こちらに詳しく書いておきました。
クロロゲン酸が血糖値の上昇を防ぐ

クロロゲン酸の血糖値抑制作用

 

また、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には、優れた抗酸化作用があり、これがインスリン抵抗性を改善させることも関わっていると考えられています。

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ニコチン酸が糖質の代謝を促進する

コーヒー豆のニコチン酸は、糖質や脂質をエネルギーに変えるのに不可欠なビタミンです。
ニコチン酸によって糖の代謝が促進されることも、コーヒーの糖尿病予防に一役買っています。

ニコチン酸には、中性脂肪を下げる効果もあります。

インスリン感受性を向上させるアディポネクチン

アディポネクチンは、長寿ホルモンとも呼ばれる善玉ホルモンです。

脂肪細胞で作られるこのアディポネクチンは、体内で多様な働きをしますが、そのひとつにインスリン感受性を高める作用があるとされています。簡単に言うとインスリンが良く働いて血糖値を抑えてくれると言うことです。

ほかに脂肪を燃焼させる効果もあり、糖尿病だけでなく、メタボリックシンドロームや高血圧に代表される様々な生活習慣病の予防が期待されるとして、注目を集めています。

アディポネクチンを増やす方法としては、まず痩せることです。
内臓脂肪が減るとアディポネクチンは増え、内臓脂肪が増えると減少してしまいます。痩せるホルモンですが、太っていると分泌されにくいのです。

運動でもアディポネクチンは増やせると言われています。

黒板に描いたコーヒー

コーヒーとアディポネクチンがどう関係するのかと言いますと…

ハーバード大学の研究では、肥満者に8週間コーヒーを飲んでもらったところ、コーヒーを飲まない人に比べてアディポネクチンの値が上昇するという結果が出ました。

また、日本女性の食品摂取状況を調べた研究で、アディポネクチンの血中濃度を上げる効果が認められたのはコーヒーだけでした。

ここまで見てきたとおり、コーヒーの糖尿病予防効果には、いくつもの要因があります。

私の父は糖尿病でした。もう他界していますが、もっともっと早くこういったことが分かっていたら…と思います。ご両親がまだお元気だという方は、是非教えてあげてください。
ご両親と離れて暮らしている方も多いでしょう。一緒に食事できることは、あと何回あるのか。これ、思っているより少ないです、きっと。
心配事のない楽しい食卓が、ずっと続きますように。

そして自分の家族や子供たちのため、私たちも健康でいましょう。

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